車の購入を検討している際に「諸費用コミコミで」「乗り出し価格」などといったキーワードを聞いたことはありませんか？
お客様がお車を購入する際、車両本体価格以外に必要になってくるお金があります。
このページでは、車を買う際に必要となってくる「諸費用」について分かりやすくまとめて解説します！
1.諸費用とは
諸費用とは、車を購入する際に支払う”車両本体とオプション品以外にかかる費用”のことを指します。
諸費用には大きく分けて2つあり、「法定費用」と「代行費用」があり、
法定費用は、税金やナンバープレートの料金、車庫証明を取得する際の証紙代などが該当し、
代行費用は、車検証をお作りする際の手数料、車庫証明の手続代行手数料などが該当します。
2.法定費用（税金・保険）に含まれるもの
自動車税種別割(軽自動車の場合は軽自動車税種別割)
普通車の場合、排気量に応じて毎年4月1日に自動車税が発生しますが、普通車を購入する際には残月分をお支払いいただく必要があります。登録月(車検証が完成する月)を基準に計算し、例えば車検証を作るのが3月の場合は12ヵ月分、2月の場合は1ヵ月分をお支払いいただく必要があります。軽自動車については、購入時の月割計算は適用されず購入時は0円となります。以前は単純に「自動車税」と呼ばれていましたが、令和元年より、「自動車税種別割」に名称変更されました。
| 年税額 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | |
| 1000cc以下 | 25,000円 | 22900円 | 20800円 | 18700円 | 16600円 | 14500円 | 12500円 | 10400円 | 8300円 | 6200円 | 4100円 | 2000円 |
| 1001～1500cc | 30,500円 | 27900円 | 25400円 | 22800円 | 20300円 | 17700円 | 15200円 | 12700円 | 10100円 | 7600円 | 5000円 | 2500円 |
自動車税環境性能割
自動車を取得する際に発生していた「取得税」が廃止され、代わりに導入されたのが「自動車税環境性能割」です。 内容としては取得税に近いものとなっており、新車を購入する際に、その車両の環境負荷に応じて課税される税金です。 環境性能割は環境性能等に応じて、課税標準基準額を基準に普通車の場合は0～3％、軽自動車は0～2％が課税されます。
自動車重量税
自動車重量税は新車購入時と、車検ごとに発生する税金で、自動車の重量によって金額が異なります。 新車購入時には、初回車検までの3年間分の税金を支払うこととなります。(貨物車は2年分)
| 3年(新車購入時) | 2年(車検時) | |
| 軽自動車 | 9,900円/年 | 6,600円 |
| 500～1000kg以下 | 24,600円/年 | 16,400円 |
| 1001～1500kg以下 | 36,900円/年 | 24,600円 |
自動車重量税も燃費基準の達成率に応じて減税がされます。ダイハツの車の場合、ほとんどの車が減税対象となっております。詳しくは弊社スタッフまでお尋ねください。
自賠責保険料
自賠責保険は強制保険とも呼ばれ、車を走らせるうえで加入が義務付けられている保険です。
新車購入時は初回車検+1ヵ月分の37ヵ月分での加入をお願いしております。2023年5月現在の自賠責保険料は、普通車が24,190円、軽自動車が24,010円となっています。
3.法定費用（預かり法定費用）に含まれるもの
車庫証明証紙代
管轄警察に車庫証明の申請(軽自動車の場合は保管場所届出)を行う際に必要となる証紙代です。 普通車の場合は2,750円、軽自動車の場合は550円が必要となります。 お客様ご自身で手続きをされる場合は、この費用は発生いたしません。
検査登録
ナンバーを発行する際の金額となります。普通車の場合は4,290円(OSS申請の場合は3,690円)、軽自動車の場合は3,410円となります。希望ナンバー、字光式ナンバー、図柄入りナンバーの場合は金額が変わります。
リサイクル預託金
リサイクル預託金とは、車を廃車にするときに必要になる費用を、購入時にお預かりするシステムとなっており、廃車をせずに下取りに出した場合などには返金がされます。リサイクル預託金は車両によって異なりますが、ダイハツの車両ですと約7,000円～10,000円くらいの金額感となります。
4.販売諸費用に含まれるもの
車庫証明手続代行費用
車庫証明をお客様に代わって申請する際の手数料です。乗用車は13,536円、軽自動車は6,936円を頂戴しています。車庫証明手続きをお客様ご自身でされる場合にはこの費用は発生いたしません。
検査登録手続代行費用
車検証やナンバープレートを作るための手続きをお客様に代わって行う手数料です。乗用車は24,399円、軽自動車は、24,075円を頂戴しています。
※県外登録・特殊車両等は別途料金が発生いたします
希望ナンバー申請代行費用
ナンバープレートの番号をお客様の指定した番号にされる場合の申請代行費用です。一律8,250円を頂戴しています。(図柄ナンバー等は金額が変わります。)
納車費用
新車をお客様の家までお届けに上がる場合に頂く手数料です。一律10,258円を頂いております。県外輸送などの場合、別途輸送費を頂く場合がございます。
5.【結論】車の諸費用はおおよそいくらかかるのか
結論として「車両本体価格にいくらくらいプラスでかかるのか」ですが、
おおよその目安として、ご来店納車+希望ナンバー無しの場合は、軽自動車は10万円前後となります。
普通車の場合は登録月によって自動車税に大きく差が出ますので12～15万円程度が目安となります。
なので
とイメージしていただければと思います。
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※本ページに記載の情報は2023年6月1日時点の情報です。諸費用は予告なく変更となる場合がございます。乗用車の情報につきましては、小型乗用車の情報を掲載しております。普通乗用車の場合、諸費用が異なる場合がございます。