御宿の砂浜に、童謡「月の沙漠」に出てくるラクダに乗る姫と王子の像があります。
この像は1990年に建てられた2代目で、初代は姉妹都市の長野県野沢温泉村に寄贈されています。
「月の沙漠」の作詞者である「加藤まさを」さんが、
幼少の頃、結核の療養でよく訪れていた御宿の砂浜を思い起こしながら詩を書いたと言われています。
加藤さんは、静岡県藤枝市出身、東京で詩を書き上げましたが、
「月の沙漠は御宿の砂丘」と揮毫を書き残しており、
1976年には御宿に移住し、死去するまでの10年を過ごしました。